でも、プロポーズにOKの返事を彼女からもらったら、その直後から結婚に向けて現実的に準備を進めていく必要があることを忘れてはいけません。
プロポーズに成功したら、結婚までに何をしなければならないのでしょうか。大まかな流れを把握しておきましょう。
(1)親への挨拶
プロポーズでお互いの結婚の意思を確認しあったら、まずは親に挨拶して結婚を認めてもらうことになります。女性が男性の籍に入る場合が多いことから、先に女性の親に挨拶して結婚の承諾を得た後に男性の親への挨拶をするのが一般的です。
男性が婿養子となる場合は逆の順序になります。
女性の親と男性の親、両方への挨拶を済ませてから結婚式に向けた準備を始めることになるため、プロポーズ後なるべく早くに挨拶の予定を決めましょう。
(2)結婚式の準備
どんな結婚式にしたいのかを話し合い、予算や招待する人数、場所、時期などを決めていきます。大まかなイメージが固まったら、具体的に日取りを決めて会場探しを始めます。ブライダルフェアなどを上手に活用すると良いでしょう。
人気の会場は約1年前に予約がいっぱいになる場合もありますが、通常は挙式の半年前ぐらいまでに会場を決めて予約することが多くなっています。
(3)結納または顔合わせ
結納とは正式に婚約するために古くからおこなわれてきた儀式です。近年では、結納品を用意せずに両家の顔合わせの食事会のみをおこなうというカップルも増えています。
結納をおこなうのか、顔合わせの食事会にするのかについては、親がどう考えているのかを確認したうえで決めるようにしましょう。
結婚式の3ヵ月前頃から準備が忙しくなるため、結納や顔合わせは4ヵ月前ぐらいまでにおこなうと良いでしょう。
(4)職場への結婚報告
職場への結婚報告についても、挙式の3ヵ月前までを目安におこないましょう。まずは直属の上司に報告しましょう。
結婚を機に退職したい場合や、挙式や新婚旅行のために休暇をとりたい場合も、このタイミングで相談することになります。
退職の申出をいつまでにしなければならないのかなど、あらかじめ就業規則を確認しておきましょう。
同僚に伝えるのは上司への報告後にします。
(5)挙式、入籍、新婚旅行などに向けた準備
結婚式3ヵ月前ぐらいから、挙式のための具体的な準備を始めたり、入籍や新婚旅行に向けた準備など、さまざまな決定や手配が必要になります。結婚を機に新居での生活を始める場合には、家具などの準備や引っ越しの手配なども必要です。
結婚指輪に刻印を入れたりオーダーメイドする場合は、挙式に間に合うよう余裕を持って3ヵ月前頃に注文しておくのが良いでしょう。
プロポーズ成功から結婚までの大まかな流れをご紹介しました。
プロポーズ後にあわてないように、プロポーズ後のこともイメージしておくことをおすすめします。